西日本新聞から

◎福岡県/黒崎再生へ=高齢世帯に「ご用聞き」 10月から九国大学生グループ   鮮魚や野菜など日用品 商店街振興にも期待/北九州
06/09/15 朝刊小倉A18 026 西日本新聞社
 九州国際大学(八幡東区平野)の学生グループが、八幡西区黒崎地区の独居や夫婦二人の高齢世帯に出向き、鮮魚や野菜など日用品の注文をとる「ご用聞き」を十月に始める。安否確認や行政への困り事の仲介もするという。お年寄りの暮らしを手助けするとともに、商品購入を通じて、疲弊が進む地元商店街の振興にもつなげたい考えだ。
 グループは、学内の活性化や地域貢献に取り組む「KIU STAFF」の約二十人。同大次世代システム研究所の元主任研究員、現海隆さん(52)が、黒崎地区にある藤田銀天街のまちづくりにかかわっている関係で、同銀天街のイベントに積極的に参加している。
 一帯の黒崎小校区では都市型過疎と高齢化が進み、独居の七十五歳以上は約二百五十人。お年寄りが安心して暮らせる街づくりが課題だ。一方、同銀天街は空き店舗率が約六割と衰退が目立つ。
 ご用聞きは、双方の問題の解決を念頭に置いた取り組み。グループは、同銀天街内の空き店舗を拠点に高齢世帯を訪問、注文を聞いて加盟店に発注し品物を配達する。少量・少品種の需要に対応することで、スーパーなどとの競合を避けるという。サービス料として「お駄賃」を客か店からもらう予定だ。
 来月初めに試験的に実施、下旬にスタートさせる。将来的には企業組合を設立して活動する。
 中心メンバーの下山(さがやま)一矢さん(23)は「丁寧に聞いて回り、多様なニーズに対応したい」と意欲を語り、活動を主導する現海さんは「商店街を含む地域コミュニティーの再生につながるはず」と自信をみせている。

これは啓向け~
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by jank_heart | 2006-12-05 16:59 | 依頼報告を聞く


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